2016年3月29日火曜日

ひいちゃった!!

仕事が終わって、友人の運転する車に乗って帰っているとき。 
突然犬が道に飛び出してきて、危ない!と思った瞬間、車にぶつかる音が!

ひ、ひいちゃったーー( •̀ㅁ•́;)


止まって見るのも振り返るのも恐ろしく、そのまま走っていたら、後ろの車がパッシングするやらクラクション鳴らすやら、こちらに合図を送って来ます。

スピード緩めて止まったら、後ろの車も私達の横に並んで止まりました。
文句、罵り、責めの言葉をいわれるのだろう、と思って窓を開けたところ、あちらの運転手「車の下に犬がいるよ。」と。

それを聞いた瞬間、私達の脳裏には引きずられてグシャグシャになった犬の姿が…(¯―¯٥)
友人が「どうすればいいの?」とすがるように尋ねました。
あちらの運転手は車から降り、私達の車の下を覗いて「ゆっくりバックして。」と。
バックしたら引っかかっている犬が取れて、目の前の道にはグロい死体が…

と思って見てたら、なんと犬が走ってどこかに姿を消しました。

い、生きてた…!!

キセキです!
どうやって走る車の下にいたのかはわかりませんが、とにかく走り去れるほどの元気でした。あの様子なら怪我をしていたとしても大したことはなさそうです。

死んでなかった!生きててよかった〜!!

もうこの時の安堵の気持ちと言ったらありません。
きっと後ろの車の人は、ぶつかるのを見ていて、でも道路に犬の体が横たわっていないのに気づいて大慌てで教えてくれたんだと思います。きっとこの運転手もサイアクの想像をしていたんだと思います。だって犬の走り去る姿を見て、同じように緊張した顔に安堵が広がるのがわかりましたから。

突然の飛び出し。
車は急に止まれない。

今回はたまたま事なきを得ましたが、ホント、恐い思いをしました。
今晩夢に出てきそうです(^_^;)
車を運転される皆様、どうぞ十分にお気をつけくださいね。

2016年3月28日月曜日

スペイン語学校通い再開!登録してきました。

約1年ぶりです。
スペイン語学校に通うの。
(関連記事→カトリカかイプナか?スペイン語学校に通い始めました。
どうも年末あたりから勉強したい気持ちが湧いていたのですが、この度の旅行で「つべこべ言わずに勉強を始めよう!」という気になりました。
自分で家でやってもやっぱりなかなかはかどらないので、私のようなグータラ人間は強制的に学校に行ったり宿題もらったりした方がいいのです。

セマナサンタが開けた本日、学校に行ってきました。
今回はカトリカではなく、イプナです。
なぜか?通いやすいからです(^^)
とにかく今回は続けたいので、経済的、時間的負担などが少ない方を選びました。
授業の質については、とにかく行ってみないことにはわかりませんし。
もしあまりよくないようだったら、その時また考えます。

前回イプナに行ったときは事務員の対応がひどかったのですが、今回はそんなことなく、スムーズにいきました。
今回もまた新たにプレースメントテストを受け、やっぱり予想より上のレベルに入れられそうだったので、今回は自分から「中級から復習したい」と言いました。
そういうわけで望み通りIntermedio1(中級1)クラスから開始(^^)

ちょうど今週の水曜(2日後)から授業開始だそうなので、いいタイミングで登録できました。
ちなみにお値段は下記の通り。(2016.3月現在)

(週5回 1回1.5h、書籍代込)
初級(Basico)       s/. 280
中級(Intermedio) s/. 330
上級(Avanado)    s/. 380

プレースメントテスト  s/.  20


さぁ~、いったいどんなスペイン語学校ライフが待っているんでしょうか??楽しみです(^^)




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2016年3月27日日曜日

気づいてしまった気持ち

ずーっとなんかモヤモヤしてすっきりしなかったことが、何かふとしたきっかけではっきり見えることってありますよね。バラバラの複数の点が線でつながるというか、視界が開けるというか。
誰かと話しているうちに、考えが整理されて気づいたり、前ばかり見て歩いていたら気づかなくても後ろを振り返ったり足元を確認したりしてからまた前を見たときに気づいたり、そのことをすっかり忘れて全然関係ないことしているときに気づいたり。

人は自分の本当の気持ちすらなかなかはっきり見えないもの。
自分のことなんだからわかっているつもりでも、自分の本当の気持ちってなかなか見えづらい。
いろーんなベールがかかっていたり、わざと見てるポイントをずらしていたり、ピンボケ写真みたいに何だかボヤ~っとさせてみたり。自分で自分の気持ちに嘘ついてる。
まあ、それをしているのもまた自分自身なんですけれど。

私、気づいてしまいました。自分の本当の気持ち。
気づかないようにさせていた自分が守りたかったものが何なのかも分かりました。

だから、気づいたときは、ちょっとショックでした。
でもやはりどこかでは薄々気づいていたのかもしれませんね。
状況は常に変化していますから、もしかしたらまた気持ちが変わるかもしれませんし、やっぱり変わらないかもしれません。
もし変わらなかったときは、座右の銘「死ぬとき後悔しないように生きる」ためにはどうするのが一番いいか、よく考えてみようと思います。
本当の気持ちのまま生きられたら、それが一番幸せなことだと思うので。

今日は抽象的で何言っているのかわかりにくい内容になってしまいました。
読んでくださって、ありがとうございます。







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2016年3月26日土曜日

今日の散歩道にて

旅行で自然の中にずっといたからか、リマに帰ってきてからも自然を求めている自分がいます。
今日は散歩というか、ウォーキングにでかけました。
近所にはバイク、ラン、ウォーキング用のコースが整備されているところがあり、朝から晩まで運動する人でにぎわっています。


近所の公園に、知らない間の畑のようなものができていました。案山子もいます(^^)
何か文字のようだけど・・・読めない(>_<)


案山子って、万国共通なんですね


公園の中の散歩道。ああ、緑ってやっぱりいい~☆

夕日のウォーキング道。セマナ・サンタのため、人少な目で歩きやすかったです。

約1時間、緑の近くをみっちり歩いて、だいぶスッキリしました~☆
いつも室内でヨガをしていますが、たまには外出てウォーキングもいい気分転換になっていいですね。これから週末に取り入れようかな(^^)






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2016年3月25日金曜日

今回の旅のキーワード

こんにちは。
昨日の夜、無事に旅から戻ってきました~。
今回は新規導入した薬が効いて、ほとんど高山病に苦しめられることなく旅を楽しむことができました(^^)

いつものように前後しますが、旅記事は順次旅の日付でアップしていきますので少々お待ちください。

さて、今回の旅を振り返ると、いくつかのキーワードが浮かび上がります。


1.自然の厳しさ
今回痛烈に感じたのは、何でも受け入れ包み込む懐深い自然の大きさや懐の深さでなく、厳しさでした。
先程、今回は高山病の症状があまり出なかったと書きましたが、実は初日は例外で、着いたその日の夜は頭痛で寝られませんでした。気圧、酸素濃度、紫外線、寒暖差など、普段いるところより数千メートル高いってだけで、自然は私たちに容赦なく生きづらい環境を与えます。
地震が起きて、その数分後に山からの雪崩と巨石が到達し、一瞬にして消えた村、命、文明。
地震でなくとも雨が降れば地盤が緩んで土砂崩れが起き、道をふさぎ、畑をつぶし、時として動物や人を巻き込みます。今回の旅でもいたるところで土砂崩れの跡を見ました。
地球温暖化やゴミの不法投棄など、人が好き放題やれば、自然はそれに見合った代償をいつか人類に返してくるでしょう。それは私たちの世代でも、その土地の人に対してでもないかもしれません。異常気象などその代償は地球全体に及ぶこともあるでしょう。

酸素が薄くて、どこまでも続く山は高くて、下を見ると深い谷があって、家畜や人が点でしか見えないところにいると、人間はどうやっても自然に勝てない。自然に対して頭を垂れて、謙虚に、その恩恵に与って生きるしかない、と思えたのです。

自然は優しい母であり、そして厳しい父でもある。思い知らされましたね~


2.スピリチュアルと菜食主義
今回の旅でご縁があった人たちの多くが、スピリチュアルなことか、菜食主義(ベジタリアン、ビーガン含む)か、もしくは両方に関係がある人たちでした。
ある人は春分の日にシャーマン(祈祷師?)が行う特別なお祈りに参加するために来たそうです。
ある人はベジタリアン。南米の人でベジタリアンは珍しいと思います。
ある人はビーガン(卵や乳製品も口にしない)で、今回の旅のメインはチャビン遺跡。理由は「スピリチュアルな場所だから」。ほかにもペルーでしか取れない植物の飲み物を飲んでデトックスしたいそう。その土地でしか取れない植物を食べるためにいろんな場所を旅しているそうです。また、自分で自分にいろんな決め事をし(たとえばお酒を飲まない)、それを守ることでメンタルを鍛えているそうです。この方と満月を一緒に見て私も心身デトックスしました(私はそれで風邪をひきましたが・・(^^;)
私がヨガや瞑想をしてちょっとスピっぽいから、そういう人たちを引き寄せたのでしょうか・・・?
私のヨガの先生もビーガンで、その影響で最近口にする物の内容を見直すようになったから、そういう人たちを引き寄せたのでしょうか・・・?ナゾです・・・


3.今後も続きそうな人たちとの出会い
前回の旅は「一期一会」で、なぜだかあまり連絡先も聞かず、こちらのを教えてもその後連絡が来なかったりしたのですが、今回の旅で出会った人たちはペルー人外国人問わず、きっとまた会うと変な確信があり連絡先を交換した人が多かったです。しかも早速連絡をくれた人多し。
出会いで言えば、その場限りの出会いから今後も続く出会いに一歩前進したような感じです(笑)


まとめると「小さき者が調子に乗るなよ!しっかり足元見て、小さな一つ一つを大事にして、全てのことに感謝して、心開いて、謙虚に生きろ!」と言われているように思いました。まとまってないですね(^^;)




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2016年3月24日木曜日

ワラス5日目 帰る前にチャンコス温泉へ(Cháncoz)

今回の旅の目的の一つが温泉でした。
でもいつもツアーでワラスに帰ってくるのは暗くなってからだったので、温泉に行けずにいました。
今日はリマに帰る日ですが、バスは12:15と昼発。
最後のチャンス、午前中の時間を利用して行くしかない!

で、いろんな人に聞いて、オススメされたのがチャンコス(Cháncoz)温泉。
モンテレイ温泉の方が有名で、私もそこに行くつもりでしたが、ジモティたちがオススメするならきっとそっちがいいに違いない!
宿の人に行き方を聞いて、コレクティーボ乗り場へ向かいました。
人はすぐ集まり、あまりまたずに出発。
30~40分ぐらい走って、マルカラ(Marcará)という町で下車(3ソル)。降りたところに乗り合いタクシーが止まっていてそれに乗り換えてチャンコス温泉へ(1.5ソル)。5~10分ぐらいで着きました。

食事処やお土産屋さんの並ぶところを通り、突き当りの入り口で入場券を買います。

私は個室で温泉の湯に浸かりたかったのでその希望を伝えたところ、この料金表で言うところの上から2番目の「POZA」でよいとのこと。なんと2ソル(約60~80円)。時間無制限。激安っっ!!

行ってみたら、個室はデフォルトでいくつも並んでいました。
湯船でかい!これなら家族みんなできて貸切状態で入ることもできます。
栓がトイレのボッコンんなのにはビックリでした。
飾り気も趣も何もありませんが、熱いお湯には入れれさえすればいいので私には十分。
鉄のにおいが強いです。鉄泉は疲労回復にいいんだとか。
ここで1時間ほどゆーっくり、ひさびさの 温泉を心行くまで楽しみました~(*^_^*)
もう、大大大満足です!次ワラス来た時も、きっとこの温泉に来ます!

温泉の前を流れる川。

ここでもたくましく生きるインディヘナたち。アンデスの名産チョクロ(つぶの大きいトウモロコシ)やふかしイモなどを売っていました。

今日はこの滞在中で一番の快晴!帰りのコレクティーボから見えたワスカラン山。

ワラスについて、向かったのはメルカド・セントラル(中央市場)。
今日から本格的なセマナ・サンタ休暇で、お祝いのために市場に買い出しに来る人たちでにぎわっていました。
なんと山間部でよく食べられるクイ(はつかねずみ)が生きたまま大量に売られていてビックリ!
そうか~。山に住む人は生きたまま買っていって、自分でさばいてその命をいただくんですね。
やっぱりたくましいです。
おばちゃんが手に持っているのがクイ。足元のネットの中もみんな生きたクイ。

ここで学生オススメのお土産「ハモン・セラーノ(jamón Cerrano)/干した塩漬け肉)を買いました。
(あと地ビールも^^)


ワラス。自然の厳しさと山の人々の生きる力、たくましさを教えてくれた町でした。
ありがとう。また来るね。

最後に帰りのバスから見えたブランカ山群です。






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2016年3月23日水曜日

ワラス4日目 パストルリ氷河へ(Nevado Pastoruri)

本日もツアーです。
今日は標高5240mにあるパストルリ氷河に行きます。

昨日と同じようにはじめはカジェホン・デ・ワイラスを南下し、わりとすぐに休憩。
今日は5000m以上の高地に行くので、まずは8つのハーブの入ったマテ・デ・コカを飲んで高山病予防&体温め。ついでに下山してとる昼食もこの時点でオーダー。
お茶が甘いのは砂糖ではなくハーブの味


途中から山岳地帯に突入。
最初は川沿いに進み


羊の群れと遭遇したり。


カモのいる池


自然の浄化システムで茶色い水がきれいになる池



そして世界的にも珍しいプヤ・ライモンディ(Puya Raimondii)という植物が生える地帯。
丸いとげとげボールはまだ若く、成長するほど長くなります。
どのぐらい大きいかは下の写真をご覧ください。
この写真ので50年以上だそう。

 

めちゃめちゃブルーで透明な水

途中、壁画がある場所も通り

そして着きました。パストルリ氷河入り口。
登山開始前、このバスのグループの名前をガイドさんが決めてくれました。
それは「Si, se puede(うん、できる!)」。元気が出る魔法のグループ名だそう(笑)
自信のない人は馬に乗って登山も可能。
登り始める時は雨が降っていました。
さあ、氷河まで2㌔の歩き開始!

が、すぐに雨は止んで青空。ホント、山の天気はかわりやすい~
私は愛用のオンボロ傘(晴雨兼用)を持って行ってたのですが、これは正解でした。
コロコロ変わる天気ににもすぐに対応できますし(雨が降っても日が差しても差しっぱなし)、風よけにもなりました。
道は急な坂とかはほとんどなく、歩きやすいように舗装もされているのですが、そこはやっぱり高所、すぐに息があがります。ゼーハー
でもガイドさんが「Si, se puede、もう少しだよ~。がんばれ~」などと声をかけてくれたので、苦しい時は立ち止まって水を飲んで呼吸を整え、深呼吸を意識しながら登り続けることができました。

もう目の前は氷河!

そして40分ぐらい歩いたでしょうか。ついに見えてきました~

歓びのポーズ

氷河がほんのり青いって、知りませんでした。(わかりますか?)

ロープがはってあって進入禁止なので、ロープ越えなくても触れる小さい塊にタッチ!
(中にはロープ越えて入って警備員に注意を受ける外国人もちらほら。もう個人のモラルの問題ですね。)
タッチ~(^^)

上でしばし休憩の後、元来た道を帰ります。帰りはラクチン!
私、高い所ではいつも高山病の症状が出て、頭痛くなるし消化不良で気持ち悪くなるしで苦しくて、だからパストルリも5000m越えているし無理だ!!って思っていたんですが、今回はその「無理だ!」って思っていたことに挑戦して、そしてなんとかゴールできました。
酸素が薄くて脳に酸素がいきわたっていなかったせいもあるんでしょうが、脳がちょっと瞑想状態みたいになっていて、その頭で思ったのが「いくつになっても新しいことにチャレンジしてそれができた!って体験は本当に最高に嬉しくて幸せだ!」ってこと。
なんか無性に感動が湧いてきて、帰り道ちょっと泣いてしまいました。

高山病の薬が効いてて自分では自覚症状があまりなかったのですが、バスに戻ったときの私は相当青白い顔をしていたそうです。
指先がずっとしびれているのは、寒さと言うより酸欠。
バスで隣の席だったセニョーラがすごく面倒見のいい人で、自分のジャケットかけてくれたり「これ食べな」とお菓子くれたりしました。
自分でも持ってきたお菓子食べて、水分とって、帰りのバスで寝たら、下に着くころにはだいぶ回復しました。

昼食を食べたのはもう16:30ごろ。昼ご飯というより晩ご飯ですね(^^)
高地では登山前にがっつり食事してしまうと大切な酸素が脳にではなく胃の消化に使われてしまう為避けたほうがいいそう。実際食事していなくてもおなかがすかなかったのは、酸素が薄くて体と脳を動かすのに酸素が使われていたからだと思います。
下山後の食事もこの辺でよく飲まれるアンデスのスープ「ユンカ(llunka)」にしたのは正解。
体は温まり、消化に負担がかかりません。
バスで隣の席だったセニョーラと半分こして食べました。おいしかった!

宿に帰り、屋上に上ると、今日は満月。
昨日のチャビン・デ・ワンタル遺跡ツアーで一緒だったニューヨーカーも屋上に上がってきて、二人でおしゃべりしながら満月を眺めました。
満月の光を浴びて、満月パワーで全身デトックス

山の夜は冷えます。サロンでは暖炉に火が。お月見の後はこの火でしばし温まりました。






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