最近気づきがありました。
小さくて弱い人ほど、何かちょっとでも自信があるもので自分を大きく見せようとします。あるいは、立派なことや言い訳を言おうとします。その鎧をつけることで、小さくて弱い自分を守るのです。
私はこんなすごいステータスがある(あった)
私はこんなに稼いでいる(いた)
私はこんなすごいことをしている(したことがある)
私はこんなすごい人と結婚、交流がある(あった)
私はみんなが持っていないモノを持っている(持っていた)
私は世間的に有名な○○とつながりがある(あった)
私は外見的にすぐれている(いた)
自分が正しい
でも、それは小さくて弱い自分を隠そうとする、あるいは守ろうとするための鎧であることは周囲にはバレバレ。
鎧を着ることで「すごいね」とかの賞賛の言葉をもらい、それでなんとか自分の存在意義を、プライドを守ろうとしているのです。
でも周囲は、とっくにその人の本当の大きさを知っているのです。
バレていないと思っているのは実は本人だけだったりします。
でも、本人は、自分が鎧をつけていることにすら気づいてない場合があるのです。
等身大の自分を見たくない。認めたくない。
鏡に映るのは「鎧をつけている自分」ですから、それが本当の姿だと思いたいのです。
だって、等身大の自分は
できないことだらけ
コンプレックスだらけ
欠点だらけ
実は大したことない
んですから。
逆もあります。
「能ある鷹は爪を隠す」じゃないですけど、実はすんごい人なのに、その大きさを隠すためにあえて鎧をつけて隠している人もいます。そういう人は人にひけらかしたり自慢したり偉そうにしたりしません。むしろ控えめ、謙虚、低姿勢です。でも、どうしても鎧の隙間からオーラが漏れてしまうんですけどね。
まずは鎧をつけていることに気づくことから。
つぎに鎧の中の等身大の自分を素直にみとめましょう。客観的にです。
「ああ、これが自分なんだ。こんなもんか。」と。
素直に認めて受け入れてあげることができたら、下手なプライドはすぐに消えてなくなります。
存在を認められ、邪魔なプライドもなくなれば、あとは小さくて弱い自分も成長できます。
成長できれば鎧を脱ぐ準備ができます。
始めは怖いけど、一つ一つ玉ねぎの皮をむくように鎧を脱いで、いつかすっかり鎧を脱いだ自分が表に出せるように。
そしていつか、鎧以上の器の大きな自分になりたいものです。
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