2015年7月24日金曜日

四日目は聖なる谷巡り(ピサック、ウルバンバ、オジャンタイタンボ、チンチェーロ)

今日はツアーで聖なる谷を巡ります。
初日にクスコを散策した際、いろんな旅行会社で値段を聞き歩いたのですが、アルマス広場近くに旅行会社がたくさん入っている建物があって(アルマス広場のカテドラルに向かって左側。インカ・グリルの右に狭い入口がある。)、最終的にそこのある会社が一番低価格で過不足ないサービスを提供し感じもよかったから、そこに申し込んだのでした。
ランチ込、プロのガイド付きで40ソレス(1200~1600円)。

朝8:30にアルマス広場(に面したオフィス入口)に集合。
今日も朝からアルマス広場はにぎわっています。独立記念日の練習でしょうか。学生の姿が目立ちます。

バスに乗り込み、いざ出発。大型バスで、私たち以外のほかの会社で申し込んだ人たちも一緒です。
まず最初に向かったのはピサック・・・ですが、最初にしたのはトイレ休憩。
そこではアルパカ&インディヘナのおばちゃんと記念写真をとりました。幸せ♪


しばらく走ると、谷に村が見えてきました。これがピサック村だそう。

またしばらく走り、谷へ下り、ウルバンバ川をわたります。

そしてまた山をぐんぐん上っていきます。

途中で共通入場券を購入。これ一枚でピサック、オジャンタイタンボ、チンチェーロ、モライの4つの遺跡に入れます。

そして着きました。ピサックの遺跡。
ここはミニ・マチュピチュと呼ばれているそうです。作りが似てるし、下から見えないから。

上の写真の右の方のごつごつした辺り、大きくしたのがこちら。穴がちょこちょこ開いているのがわかりますか?お墓だそうです。

ここは身分の高い人が住んでいた所。インカの石積みが使われています。
ガイドさんがいろいろ説明してくれたんですが、なにせスペイン語でよくわからなくて・・・(笑)すみません(>_<)

遺跡頂上からの眺め。谷が一望できます。すばらしい景色!

いや~、それにしても暑い!!長居せずバスに戻ります。
そうそう、今度もお隣の席は偶然にもアルヘンティーナ。一人旅じゃなくて三人旅ですが、こちらも人懐っこく話してくれる方で、道中おしゃべりがはずみました。

このピサックの谷ではシルバーもよく取れるそう。ということで(ツアーにはもれなくついてくる)アクセサリーショップに立ち寄りお買いものタイム。(私はトイレだけお借りしました。)

そこから今度はウルバンバに向かい、ランチ。ピサックから1時間ぐらいバスで走ります。今回は高原ではなくて、ずっと山間を走ります。
最近酸素が薄くてあまりよく寝られないこともあり、起きて景色を楽しみたかったのですが、ついうつらうつら。

ビュッフェレストラン。
私たちが一番乗りでした。
できていない料理もありましたが、できたてを食べられました。

手前がコメが入ったチキンスープとサラダ。サラダ皿にはセビーチェとワカモレものってます。
奥がメイン皿ですが、正直あまりおいしくなくて残してしまいました(すみません)。
ここでもアルパカの肉はやっぱり固かった・・・

デザートは数種類の中から2つ選べます。私はプリンと初めてみた紫のをチョイス。
紫のはくず湯っぽいというか、トローンとしていてなかなかさっぱりでした。チチャのような味だったので、紫トウモロコシから作ったんでしょう。おなかいーーっぱい!!


さて、ランチの後はオジャンタイタンボ遺跡。そう、昨日写真だけとったあそこです。
今日はチケットもあるし、ちゃんと入ってあそこに登ります!
近くで見ると、で、でかい!
別のアングルも。

昨日、ランチ中眺めていた山が見えます。あそこの遺跡のいくつかはプレ・インカのものだそう。つまりあっちのが古いというわけです。

ちょっと登ってはゼーハー、下を確認し、またちょっと登る・・・。これを繰りかえして、一番上に到着。

一番上には、上の写真のように、6つの巨石を並べたものが。
ガイドさんによると、これも日時計なんだとか。マチュピチュのより壮大(巨大)な日時計。
石にはこのようなでっぱりがあり、冬至や夏至には、影がちょうど当たるんだとか(私のスペイン語の理解では)。

この模様は・・・なんでしょうかね?きっとこれも意味があるんでしょう。きっとガイドさんは言ってくれていたんでしょうが・・・。
屋上からマチュピチュの方へと続く谷を見てみます。

で、この巨石はどこから持ってきたのかというと、そのマチュピチュへ向かう谷に面している山のここ!
ここから切り出して持ってきたと(たぶんガイドさんは言っていました・・・)。
本当だとしたら、すごい!!

帰りは違う道を通っております。柵がないのでふざけっこなしです。

下には水の神殿なるものが。これは横の神殿から出てきた水です。
そうそう、このオジャンタイタンボの村は「生きている村」なんだそう。というのは、インカのインディヘナたちが今なお住んでいるからです。水路もインカのをそのまま今でも使っています。
ますます好きになり、泊まりたくなりました、オジャンタイタンボ!!
最後に、草をはむ白黒アルパカちゃん。
オジャンタイタンボを後にし、私たちが最後に向かったのはチンチェーロ。
ここは遺跡はともかく、民芸品市が有名なんだそう。
まず案内されたのはインディヘナたちのかまどの前。
ここで、どうやってこの一枚の布が出来上がるかのレクチャーを受けました。
アルパカの毛の洗い方、紡ぎ方、染色の仕方、織り方など。お茶もごちそうになりました。

いろいろ教わったし、基本的にインディヘナは社会的弱者なので、どうせならこういう人たちから買って直接お金が渡るようにしたいと思い、この後ろに並んでいるお土産コーナーで買いました。
何を買ったかはあとで披露します(^^)

ここで終わりと思いきや、まだありました。ちょっと移動して、また心臓破りの坂を上れと言います。
ちなみにここ、標高3700m以上・・・ゼーハー・・・頭がガンガンします・・・

登り切ったところには教会がありました。ここでもインディヘナのおばちゃんたちはたくましく商いしてました。

この後私たちは教会の中に入りガイドさんの説明を受けました。
撮影禁止なので写真も取れず、スペイン語も意味不明なことが多くてよくわからず、私はただひたすら教会の絵を眺めてやりすごしました。

教会から出てくるともう真っ暗。どんなに寒くても、おばちゃんたちは帰らないで商いを続けます。観光客がいる限り買ってもらえる可能性はゼロじゃありません。私はそのあきらめない気持ちの方に感動を覚えました。

クスコに着いたのは19:30を過ぎていたでしょうか。
今日が最後の夜。なにかおいしいものでも食べようかな~なんて思ってレストランを調べたりしていたのですが、とんでもない!
いよいよ調子が悪くなり、とにかく部屋に帰って横になりたいという一心でした。
部屋について横になると、今度は昼食べた食事がまだ消化されずに残っていて気持ち悪くなり、頭は痛いし、息苦しいしでもうどうにもできません。
薬を飲み、少し回復したところで温まるためにお風呂に入り、横になると気持ち悪くなるので、枕を立てて寄りかかる感じで寝ました。

この日の夜は、ただただリマ(低地)に帰りたい、とそのことを思い続けてうつろうつろしました。




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