2015年7月14日火曜日

バスではいいペルー人も見かけます

今日は同じバスでもいい意味でビックリした話。

こちらに来てすぐの1か月間は、スペイン語学校に通っていました。
渋滞を避ける時間割のクラスにしましたが、それでも片道30分はかかりました。
30分も乗っていると、いろんな人が乗り降りします。
ペルーのバスも優先席があるのですが、そこに若い人が座っていても、混んできてお年寄りが乗ってくると、ささっと席を譲ります。
中には席を譲らない人もいるのですが、そうすると周りの人が「あんた若いんだからあの人に席を譲ったらどうなんだ」などと注意します。


日本では、寝たふりとか、知らん顔とかよくみかけますよね?
周りの人も注意しません。
これを初めて見たとき、すごく感動しました。
しかも一度二度ではなく、毎日のように見ました。
学生に聞いたところ、それはもう社会常識のようになっているんだそうです。学校でも教わるし、それをしないと非常識な人ということで社会的制裁(周りから叱られる、冷たい目で見られる)を受けるんだそう。

ちなみにある日私がチュニックを着て立ってバスに乗っていたら、優先席を譲られそうになりました。
妊婦と間違われたようです 笑
「妊婦じゃないので」と言って丁重にお断りしましたが、それでもcobradorも優しく気にかけてくれ、席が空いたら真っ先に私を座らせてくれました。目的地に着いた時も教えてくれました。
これから親切にされたいときはチュニックを着ていくのがいいですね。笑

このバスで席をささっと譲る文化(教育)は本当に日本以上に徹底されていて素晴らしいと思いました。
「チナ」という人もいれば、妊娠してない私に親切にしてくれる人もいる。
世界中どこでも悪い人もいればいい人もいるものです。

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