今回の旅の条件
当初の予定では今日は特に予定を入れておらず、明日のバジェスタス島のツアーを街中の安い代理店で申し込み、あとはビーチでだらしていようと思っていました。国立公園へはバジェスタス島の後にタクシーをチャーターして夕日を見に行こうと思っていたのですが、まさかツアーがあるとは。
しかもあと15分で出発。
そしてさらに聞けば、ここでバジェスタス島のツアーも扱っていて、しかも2つ一緒にここで申し込めば割引料金があるというではありませんか。
ちなみにお値段は国立公園が割引で35ソル、バジェスタス島が40ソル、2つの共通入場券が割引になって15ソル(別々なら10ソルずつ)。
街に出ていないので相場がどのくらいでこの値段が得なのかぼったくっているのか見当がつきませんでしたが、迷っている時間ももったいないし、なんとなく「Goサイン」を感じたのでここに決めてしまいました。
しょっぱなから予定が狂っています(^^)。
でも、これも旅の醍醐味でしょう。
バスターミナルにはほかのツアー参加者も集まっていて、みんなで車に乗り込み出発。
ガイドはLuisさんというパラカス国立公園を愛してやまない陽気な男性。
メキシコから来た家族、リマから来たカップル、スペインから来た一人旅男性などがメンバーです。
アジア人は私だけなので、はじめからだいぶいじられました(^^;)
そしていろいろ話をするうちに判明したのは、このスペイン人一人旅男性、名前をパブロさんと言いますが、現在リマ在住で、しかも同じ地区に住んでいるご近所さんでした!
彼はお医者さんで、現在熱帯ウイルスの研修プログラムで来ているそうです。
そしてちょうどプログラムが終わり、帰国する前の数日間を利用して旅行しに来たとのこと。
このツアーが終わったら、夕方のバスでリマに帰り、そしてすぐスペインに帰国だそうです。
なんというギリギリの出会いでしょう!
さて、まずやってきたのはcentro de interpretacionというちょっとした博物館みたいなところ。
ここでパラカスの地理的概要と特徴を知識として入れます。
どうしてペルーの海岸は海のすぐそばが砂漠なのか、どうして砂漠なのに風が乾いていて冷たいのかなど、Luisさんが分かりやすく説明してくださいました。
南極から流れてくる冷たいフンボルト海流と、山から吹き下ろしてくる乾燥した風・・・などの要因がからみあっているようです。
それから、2007年の地震で壊れてしまったアーチを見に行きました。
これが、地震で崩れて現在はこう↓
別角度の海岸線?崖?も見応えありました。
それからさらに砂漠の中をひた走り、展望台に行きました。
ここではどこまでも広がる砂漠と、そして遠くに見える海、というなんとも奇妙な絶景が楽しめます。
そして見渡す限りに広がる砂漠の向こうには海が見えます。
やっぱり日本人としては、海風は湿気を多く含んでいるものだ、とか、海岸近くは緑が多いものだ、とか、晴れていたら汗をかくものだ、なんて思ってしまいますが、そうじゃないところもあるんですね~。そういえばLuisさんが、昔あるヨーロッパ人地理学者がペルーでは今までの常識が通じない、ということでペルーの海岸気候を研究しにやってきた、ということを言っていましたが、ほんと、その気持ちわかります。海のそばなのに雨が降らないなんて、ふしぎ~☆
それからランチを食べに、レストランがある場所へ。
私は大好きなアロス・コン・マリスコス(シーフードごはん)をオーダー。
同じ一人旅同士仲良くなったスペイン人医者のパブロさんと、リマ在住のカップルと一緒にいろんな話をしながら食べました。
お値段35ソル。ツアー客用のレストランだからか、お値段お高めの設定です。
レストランのある場所には海水浴ができるビーチ、船を停泊させておく所?もありました。
そして来た道を引き返して鳥が群がる海岸へ。何かのタイミングでみんな一斉に飛び上がり、不思議な模様を描いてまた着地。文字通り群舞で、ずっと見ていても飽きませんでした。
(写真じゃ群舞がお伝えできませんね。すみません)
砂が赤いのがわかりますか?
宿はバスターミナルから歩いて10分ほど。まっすぐ道を下ったところにありました。
本日の宿はこちら。
さて、明日はバジェスタス島です。
ここに2泊する予定です。個室利用で154ソルでした。
夕方の町をブラブラ。
夕ご飯はこの屋台っぽい店が連なっているところにある宿のご主人ペペオススメのお店にて。
海沿いなので、やっぱシーフードでしょう。ペルーのシーフードと言えばセビーチェでしょう。
これだけでビールがぐんぐん進みます☆
すごい量!
さて、明日はバジェスタス島です。
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